プログラマブル表示器について

プログラマブル表示器とは?

プログラマブル表示器とは?

プログラマブル表示器とは、表示内容やタッチパネルでの動作などをユーザーの設定に応じてカスタマイズできる機器のことです。また特定の内容を繰り返し処理する場合、ユーザーがあらかじめ処理内容や動作条件などをプログラムしておくことで、それらの定型的な処理内容をプログラマブル表示器に表示、対応させることができます。

プログラマブル表示器製品によってはSOC(専用カスタムIC)やIPC(プロセス間通信)の支援なしで文字やアイコン、その他のグラフィックデザインを内部に構築できることができたり、Java /C# Win CE6.0などで簡単にアプリケーションを作成することも可能です。

プログラマブル表示機器 タッチパネルの様々な構造

プログラマブル表示機器 タッチパネルの様々な構造
投影型静電容量方式

容量結合した電極をマトリクス上にタッチパネル内に配置し、絶縁体のカバーを取り付けた構造をとっています。タッチパネル表面に指が近づいた際に発生する、電極間の容量結合値の変化を演算処理によって測定し、高精度で検知します。

抵抗膜方式

アナログ抵抗膜方式や感圧式とも呼ばれています。
タッチパネル表面のフィルム面と内部のガラス基板に透明電極膜(ITO)を配置しており、タッチパネルを押した際の圧力によりそれぞれの透明電極膜が接触し発生する電圧変化を測定することで接点を検知する方法です。圧による測定となるため、指以外での接触も検知することが可能です。

表面型静電容量方式

タッチパネル全体に均一な電界を発生させるようガラス基板に導電膜を塗布しており、タッチパネル表面に指が触れた際に発生する電位差から抵触を検知します。

超音波表面弾性波(SAW)方式

超音波方式や表面弾性波方式とも呼ばれています。
タッチパネルに配置された圧電トランデューサから、表面弾性波を発信し、タッチパネルの画面に指などが触れた際の超音波の変化を検知することで、触れられている座標を検出します。

赤外線光学イメージング方式

タッチパネル上の2点にそれぞれ設置された赤外線投光器とイメージセンサーが、タッチパネルに触れた座標を三画測量により算出します。

「小型液晶・LCDモジュール購入ナビ」のプログラマブル表示器

「小型液晶・LCDモジュール購入ナビ」のプログラマブル表示器

「小型液晶・LCDモジュール購入ナビ」のプログラマブル表示器「uC-HMI」は、変数の設定でGUIレイアウトを簡単に作成することが可能です。またプログラマブル表示機器によっては4:3の比率、16:9の比率をお選びいただけ、組込用タッチパネルのアプリケーションをJava /C# Win CE6.0で簡単に作成できるプラットフォームも提供しております。

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